私(マクナル)は子供が二人います。キッザニアに入れるのは3歳以上となっていますので、マクナルの子二人とも3歳になった時からキッザニア東京に通っており、キッザニアクラブ東京の会員になっています。子供達の成長が目に見えて感じられるので親としてとても楽しく通っています。
今回はKCJ GROUPが2014 年から定期的に発行しているキッザニア白書の最新版「キッザニア白書2021」の内容をご紹介します。
※今回は2021年3月31日現在の情報で記載
キッザニア白書ってなにかしら?
アカデミアとの研究結果の発表です。
どんな内容が記載されているのかしら?
簡単に言うと子供の成長にキッザニアは役に立ちますということです(笑)
大学・大学院などの教育機関、専門家の皆様と共同研究を実施し、その結果を「キッザニア白書」として 2014 年から定期的に発行しています。下記にある通り、これまで2014、2016、2018、2021と4回発行されています。
「キッザニア白書2021」のアジェンダは下記となっています。
内容は実際の白書を読んでいただければよいですが、研究発表なので正直難しいです!
「キッザニア」の中での体験やコミュニケーションにより育まれたこどもの自立心が自己効力感および自己肯定感の成長を促し、さらに日常生活における非認知能力の醸成へと広がっている様子を定性と定量の両側面から調査しました。調査概要とポイントは以下の通りです。
調査結果のポイント
・アクティビティの選択においては、保護者がこどもの自立を促す「足場かけ」が行われる傾向。
・アクティビティ体験では、保護者と離れた環境でのタスク遂行や周囲と協調する様子を確認。
・アクティビティ体験後のこどもは表情や会話で達成感を表現。保護者やスーパーバイザーからのポジティブなコメントはこどもの自立・自信を促進し、日常生活における非認知能力へと越境。
一つ一つをみると理解できますが、全体的に言葉が難しいですね。
調査結果のポイント
・定性調査の結果から導き出したパスモデルを統計分析した結果、保護者のサポート(見守りや体験の共有)およびスーパーバイザーからのポジティブな声かけが「キッザニア」における自立に関与する傾向。そこから生活全般における自己肯定感や自己効力感が育成され、創造力および協調性という非認知能力の成長を促進。
・日常生活に関する自由記述欄のテキストを自己効力感の高・中・低でグループ分けをして対応分析したところ、自己効力感が中・高グループほど苦手なことにチャレンジするなど主体的・協調的な活動が増加する傾向。
・キッザニアで醸成されると保護者が考えている非認知能力は、回答数順にチャレンジ精神・行動力・自立心が上位 3 位を占めた。
パスモデル?パス係数?数式も出ていていますし、これは理解するのが難しいです。。。
予測困難な VUCA 時代、こども達の成長にとって大切なことは何か。「つながる力」や「多様性」というキーワードが提示された、未来へ向けた対談。
「VUCA時代」という言葉はビジネスで使うので日経新聞で出てくるような言葉ですね。
キッザニアは「エデュテイメント」がコンセプトとなっており、子供の職業体験がただの遊びではなく成長に寄与するということを学術的に発表しているところが凄いところだと思います。学術的に認められることにより学生(小学校、中学校中心)の団体入場者を増やすことで平日の稼働を上げて経営も安定させています。キッザニア白書は保護者ラウンジにも置いてあったので過去のものも読んだことありますが凄いなという感想しかありません。
個人的にはキッザニアを子供が体験することで確実に成長を感じられるので感覚的には分かりますが、この感覚値を分析して発表していることが教育機関や保護者の安心感にもつながっていると思います。
子供が楽しめて成長もできる素晴らしい施設だと思います。
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皆様のためになるような記事を書いていきたいと思います。