老後2000万円問題が出たときに私(マクナル)は特に不安は感じませんでした。
それは、ライフプランニングを作成しており自分に必要なお金はいくらくらいなのかをある程度把握していたからです。現状の過ごし方、老後に望む過ごし方によって老後に必要な金額は変わります。
必要な金額の算出は色々なブログでも記載がありますのでそちらをご参照ください。
ここでは、普通の会社員であるマクナルの経験をもとにした節税等の対策となるiDeCoについて一つの参考事例を記載させていただきます。
※2021年8月15日更新
iDeCoはどの金融機関で始めた方がいいのかしら?
ネット系の金融機関がおすすめです。
マクナルはSBI証券のセレクトプランを利用しています。
絞られているとはいえ商品が色々あって何がいいかわからないわ。
マクナルの考え方と現時点でのおすすめの商品に関してもご紹介します。
2021年8月15日更新:現状の実績を記載
2020年8月11日初稿
別記事に記載していますが、①加入時手数料②口座管理手数料が安い金融機関にしましょう。後ほど記載する金融機関は全て絶対に支払わなければいけないもの以外は0円となっています。
毎月の支払いが発生する②口座管理手数料は絶対に最安値の金融機関をお勧めします。
取扱商品が少なすぎると問題ですが、多すぎても迷うだけですので自分の投資したい商品がある金融機関にしましょう。
eMAXIS Slimシリーズを中心とした金融機関をお勧めします。
マクナルはiDecoでは「株式」カテゴリーにしか投資をしていないので(現状では2本のみに全額)、正直TOP3に記載した金融機関ではほとんどどこにしてもそれほど変わらないというのが実情です。
また、手数料に関してはTOP5は全て同額(=最低料金)となっています。
セレクトプランは、eMAXIS Slimシリーズを中心にして、様々なカテゴリーで信託報酬が最安水準の商品が揃っています。
これから口座を作る人はオリジナルプランではなくセレクトプランをお勧めします。
私はオリジナルプラン(この名前になる前から加入)からセレクトプランへ変更をしました。
こちらもeMAXIS Slimシリーズを中心にして、様々なカテゴリーで信託報酬が最安水準の商品が揃っています。
マネックス証券はiDeco専用のロボアドバイザー「iDeCoポートフォリオ診断」が利用できるところが商品に迷う人には特徴的なポイントです。
こちらもeMAXIS Slimシリーズがありますが、本数が少ないのが特徴です。選択肢が少ないですがよい商品が多いのでそれほど迷うことなく商品選択ができます。
こちらはeMAXIS Slimシリーズではなく、世界的に定評のあるバンガード社のインデックスファンドに投資する投資信託があります。
私はどっぷりと楽天経済圏に浸かっているのでNISAは楽天ポイントもたまり楽天証券を使っていますが、iDecoは楽天ポイントもたまらないので使っていません(笑)
こちらはeMAXIS Slimシリーズはないのでインデックス投資では商品の見劣りはします。ただし、おすすめ金融機関で唯一の銀行で、イオンのショッピングセンターにある店舗で365日いつでも相談できる安心感が魅力です。
ライフプランニングを実施しており、余裕資金で運用しているという前提条件でお勧めの商品を記載します。
三菱UFJ国際投信が運用している、インデックス型の投資信託です。
eMAXIS Slimシリーズは公式サイトで「業界最低水準の運用コストを、将来にわたってめざし続けるファンド」 と記載しており、信託報酬も他社が下げると追随して下げているので安心して投資ができます。(全てが最安値というわけではありませんが)
カテゴリーも色々とありますが、これは「株式」をお勧めします。
私もほとんどeMAXIS Slimシリーズの株式で地域のポートフォリオを組んで運用しています。
SBIインデックスファンドシリーズは、ETFに投資をする「ファンド・オブ・ファンズ」となっています。ファンド本体の信託報酬にETFの信託報酬などを加えたものが実質的な負担となるのでその点は注意する必要があります。
雪だるまシリーズと呼ばれています。
iDecoとNISAの大きな違いは下記の点です。
NISA(一般、つみたて、ジュニア)の中では、ジュニアNISAは利用可能な対象者が異なるので別途ジュニアNISAの記事で記載します。
iDeco | 一般NISA | つみたてNISA | |
拠出期間 | 65歳まで | 最長5年間 | 最長20年間 |
拠出金引き出し | × (60歳からOK) | 〇 | 〇 |
スイッチング | 〇 | × | × |
拠出時の税制優遇 | 掛金が全額 所得控除の対象 | × | × |
その他税制優遇 | 運用益が非課税 | 運用益が非課税 | 運用益が非課税 |
拠出限度額 | 企業年金のない会社員 27.6万円 | 120万円 | 40万円 |
運用商品 | iDeco用商品 (預金、投資信託、保険) | 株式・ETF・ 投資信託・REIT | 金融庁への届出が 受理された投資信託 |
長期的な投資と考えたときに節税効果が高いこととスイッチングができることがNISAとの大きな違いだと思います。
上記の中で記載していますが私はiDeCoではSBI証券を利用しています。当初はオリジナルプラン(この名前になる前から加入)に入っていましたが途中からセレクトプランに変更して積み立てを行っています。同じSBI証券なのですがプラン変更によりオリジナルプランでの投資商品は全て一度現金化され、その後利益分も含んでセレクトプランでの新規投資という扱いになっています。
下記の画面の「移換金」というのがオリジナルプランからセレクトプランへの移行した際の金額となります。この中にはオリジナルプランでの利益もあったのですがそれは下記のセレクトプランの損益には含まれていません。
手数料を差し引いた金額になっていますが28.7%の利益が出ています。
まずはライフプランニングが重要です。これは下記記事をご参照ください。
そのうえで、余裕資金で運用することが前提ですが、60歳まで引き出す必要がないのであれば会社員は絶対にiDecoを利用した方がよいです。
税制改正等あるので常に最新情報をチェックしてください。